期末試験 semester final exam 2005 4 3
これは、私が大学生の頃の経験です。
ある科目は、期末試験がレポートでした。
レポートの提出期限まで、まだ日数があると思っていたら、
ひどい風邪を引いてしまいました。
風邪が治ったのは、提出期限の数日前です。
非常に枚数が多いレポートでしたので、これでは、とても間に合いません。
そこで、女子学生から、授業のノートを借りてきて、
ノートの内容を、レポートに丸写ししました。
これでは、レポートとしては、中身はありませんが、
分量と厚さは、十分なものになりました。
そして、中身に不安があるので、表紙は、立派なものにしました。
それでも、不安があるので、最初のページだけは、
論文として考えた文としました。
ひどい風邪を引いて、
レポートの提出期限に間に合わないと思いましたが、
「何とか」、「形だけ」は、期限内に提出することができました。
こんな内容なので、運がよければ、「可」がもらえると思っていましたが、
意外にも、成績は、「良」でした。
おそらく、この科目の受講生は、数が多かったので、
教授は、表紙と最初のページで、成績を判断したのでしょう。
国会議員は、大学卒が多いと聞きます。
くれぐれも、学生時代の習慣を思い出して、
期末試験のテクニックを、国会審議や政策決定に使わないでください。
そもそも、期末試験と違って、国会審議には、期限はないはずです。
必要ならば、いつでも、国会は開催できるはずです。
当然のことながら、期限がある学生も、
こうしたことは、真似しないでください。